瀬谷第二小学校を拠点に活動するミニバスケットボールチーム「瀬谷第二ラプターズ」(星雅博監督)の女子チームが、1月29日まで行われた神奈川県大会を制し、県内255チームの頂点に立った。3月29日からさいたまスーパーアリーナで行われる全国大会に出場する。
瀬谷第二ラプターズは県大会準決勝、山元ミニバスケットボールクラブ(中区)に30対26、決勝は川上北ブルーデビルス(戸塚区)に25対21で勝利。1月の関東大会に出場するなど実力ある両チームから、接戦の末勝ち星を挙げた。星監督は「チームの特徴である守備を生かしたプレーができた」と勝因を語る。
決勝戦の対戦相手・川上北ブルーデビルスは、今年度公式戦で3度目の対戦。川上北には練習試合を含めて今年度1度も勝利できずにいた。両チームは毎夏に合同合宿を行うなど、互いに切磋琢磨してきた関係。星監督は「敵というより良きライバル。技術面ではほぼ同じくらいなので、勝てた要因は勝利への気持ちが強かったことかな」と振り返る。
全員バスケで全国優勝めざす
区内ミニバス女子チームの県大会優勝は初。同チームでは1991年の創部以来、98年の県大会準優勝が最高だった。昨年、同チーム男子が区内で初めて全国大会に出場し見事優勝。星監督は「女子チームの方が歴史がある分、勝たせてやりたかった」と話す。
昨年度は女子チームに6年生選手がおらず、5年生中心のチーム構成を余儀なくされた。「試合の相手はほとんど6年生。技術面で勝っていても、体力面で負けてしまうことが多く、悔しい思いもしてきた。でもそれが良い経験にもなった」と星監督。3月の全国大会には各都道府県の代表48チームがトーナメント戦で戦う。主将の小林麻里沙さん(瀬谷第二小6年)は「県大会では全員の勝ちたい気持ちが強かった。全国でも変わらない気持ちで臨み、優勝したい」と話し、全員バスケで頂点を目指す。
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