洋服組合 自信作をショーで披露 テーラー丸忠も出品
注文洋服の製造販売業者などで構成している神奈川県洋服商工業協同組合(遠藤良次理事長)は10月21日、レストラン船のロイヤルウイング内でファッションショーを開催した。
ファッションショーは組合会員の親睦を深める食事会と共に行われ、只木角太郎さん(服装タダキ)、和田寿さん(ビスポークワダテーラー)、牧野満さん(テーラーマキノ)、阿部忠悦さん(テーラー丸忠)、小室好美さん(テーラー小室)、鈴木孝さん(テーラースズキ)の6人が自信作を披露した。
瀬谷区南台でテーラー丸忠を営む阿部さんは燕尾服を出品。結婚披露宴での花婿や舞踏会などの着用を想定し、色の深さと重厚さに柔らかさを持つ素材「ドスキン」で制作した一着だ。
遠藤理事長はファッションショーを技術者集団として研鑽を積むためと説明し、「技術を次世代に継承していくと共に、今後も注文洋服、手づくりの良さを発信したい」と話していた。
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