瀬谷養護学校で12月17日(土)、「交流フェスティバル2011」が行われる。「地域の交流の場をつくり、地域と学校の絆を深めたい」という同校の発案で2年前から開催。地域の協力も厚くなり、「学校の行事」から「地域の行事」へと広がりを見せている。
同校は県内最初の県立知的障害養護学校として40年前に開校し、現在は区内や近隣区、大和市などから小・中・高校生合わせて約300人が通学している。
最近では同校で行われる地域の行事などがなく、近隣の人々が同校を訪れるきっかけが少なかったといい、「地域の人たちに、障害を抱える子どもたちのことや学校のことを知ってもらいたい」という思いや「学校を地域の人たちが交流できる場にしたい」という思いで、2年前から交流フェスティバルが始まった。
元々学校主催だったが、現在では同校やPTAのほか、周辺の瀬谷北部地区の自治会や福祉施設、公共施設・機関などが連携し、交流フェスティバル実行委員会となってイベントを開催。生徒や卒業生のパフォーマンス・模擬店出店だけでなく、地域で活動する団体のステージ発表、展示、地元店の出店などもあり、徐々に地域に浸透し始め、昨年は約500人が来場した。
同校は「学校の文化祭とは違って、生徒たちも自由な雰囲気。ステージでは来場者みんなが出演者と一緒になって、歌ったり踊ったりしています」と交流の様子を話す。
今年も同校の広い敷地を有効活用し、軽食やドリンク、地域作業所の製品販売などのバザーや、大人の背丈よりも高く建てられた段ボール迷路、はた織り体験などのアトラクション、ダンス、和太鼓、歌などのステージパフォーマンスと盛りだくさんの内容。
時間は午前10時から午後2時。詳細は同フェスティバル実行委員会(瀬谷養護学校連携支援担当)【電話】045・302・5374。
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