瀬谷区版 掲載号:2011年12月15日号
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3・11忘れないために 震災支援ミュージカル発足

発声練習の様子(12月3日取材)
発声練習の様子(12月3日取材)

 被災者支援を目的とした「3・11かながわ絆プロジェクト〜東日本大震災支援ミュージカル『トキノキズナ』」が11月5日に発足した。

 「舞台によって、被災者に何らかの支援ができるのでは」という思いを持つ横浜市・鎌倉市在住の人を中心とした役者とスタッフ約65人が集まり、立ち上がった同ミュージカル。演者は7歳〜70代の経験者と素人。参加者が費用を出し合って運営し、会場使用料や指導者への謝礼を差し引いた収益金と公演当日の物販、募金で義援金を集め被災地へ寄付する予定だ。

 当初の計画では、横浜市内に避難している被災者も交えた劇団を発足しようと企画していたが、運営費の問題などにより企画が頓挫。その後、アマチュア劇団「鎌倉アクターズワークショップ」の代表・高森秀之さん(49)(鎌倉市)がプロジェクトを引き継ぎ、協力者を集めた。

 高森さんが劇の題材に選んだのは「関東大震災女学生の記録」。関東大震災の直後にフェリス女学院の生徒が残した日記だ。これを参考に、関東大震災後の女学校を舞台にした、悲惨な状況下で起こる過ちや人々の間で生まれる絆、夢や情熱などをちりばめたオリジナルの台本を作成。「自分にできることは、震災の恐怖や悲しみなど、感じたことを忘れないことだと思う。一人でも多くの人に見てもらいたい」と高森さん。

 初心者の演者も多いため、文学座に所属するプロ俳優を講師に招いて、発声などの基礎訓練をしながら、配役を決めていくという。

 公演は、来年3月10日(土)午後7時〜と、11日(日)午後0時半〜、4時半〜、神奈川公会堂で行われる。チケットは2500円(大人・子ども同料金)。詳細は同プロジェクト【電話】080・4138・4701へ。
 

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