瀬谷北部地区にある、上瀬谷町と目黒町を結ぶ東名高速道路下に歩行者専用トンネルが開通し、12月18日、開通式典が行われた。
当日は瀬谷北部町内連合会(奥津敏雄会長)や、トンネルが通学路になっている上瀬谷小学校、瀬谷土木事務所などの関係者らが出席し、トンネル付近の若宮八幡神社で式典を行った。
その後トンネル前で上瀬谷小児童や地元選出議員らがテープカットし、参加者は完成したばかりのトンネル内を見学しながら歩いた。
この場所には歩道と車道を兼ねたトンネルがあり、「歩道が両側に約50cmほどしか確保できず、歩行者がいる状態で車両がトンネル内ですれ違うことが困難」と、以前から問題になっていた。
トンネルは通学路にも指定されており、小学校や近隣住民らが歩道設置を要望。近隣の住民が2007年、横浜市長や市議会に向けて陳情書を提出し、2010年5月には従来のトンネルの脇に、新たに歩行者専用トンネルを設置する工事が始まった。
奥津会長は「長年の懸案事項が一つ解決して喜ばしい。歩行者トンネル内は広く明るく、とても良いものになったと思う」と話した。
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