瀬谷で真円の「中心食線」 5・21朝 金環日食
太陽の手前に月が重なりリングのように輝く天文現象「金環日食」。来る5月21日(月)に首都圏で観測されるが、瀬谷区では真円のリングが見られる「中心食線」が通過することから、区民への周知をはかるとともに、講習会の実施など関連イベントも検討している。
首都圏では173年ぶりとなるこの特別な現象。瀬谷区では当日、午前7時31分から36分までの5分間観察することが可能で、最も美しい太陽と月のリングを観察することができる。部分日食は6時18分から9時頃まで続くという。瀬谷中央公園での詳細な時間は、6時18分40秒食の始め、7時31分27秒中心食の始め、7時33分57秒食の最大、7時36分27秒中心食の終わり、9時1分52秒食の終わり、となっている(国立天文台天文情報センターHPより)。
瀬谷区では区役所と本郷公園の2ヵ所にカウントダウンボードを設置し、区民への周知を徹底。また、当日に向けて講習会の開催を検討するなど、様ざまな形でPRしていく方針だ。
横浜市では瀬谷区の他に旭区、緑区、都筑区、港北区を通過。各区で趣向を凝らしたPRが展開される見込み。西側では大和市、綾瀬市などを通過する。
日食の観測には注意が必要。太陽の光が強いため、目を痛める危険があり、専用の観察キットを使うことが推奨されている。
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