宮沢の和泉川流域で2月24日、地域住民が自主的に放射線量の測定を行った。測定を行ったのは地元の水辺、森の愛護会などのメンバー7人。7人は「瀬谷区だけではなく横浜の資産である和泉川を放射能測定することで安心させたい」と合同で実施した。
当日の天気は晴れ。測定に使用したのは、瀬谷区役所で貸し出しているHORIBA製・PA―1000Radi。測定位置は地表面から1cmを基準にした。
午前9時半に測定開始し、二ツ橋水辺公園から宮沢橋までの和泉川流域の公園や橋の下、水辺など24地点を測定。横浜市が除染の目安としている0・59マイクロシーベルトを上回る箇所はなかった。
今回の測定の中心メンバーの奈良部岩次さんは測定結果について「水辺周辺は意外と蓄積されておらず、安心した」とし、「こうした住民からの自主的な測定が、行政と連携を保ちながら全国的に広がっていけば、安心して自然と触れ合える場が増えていくのでは」と話した。
また奈良部さんによると今回の測定結果は瀬谷区や横浜市のほか、近隣の小・中・高校に配布するとしている。
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