瀬谷丸寄付金贈呈 「瀬谷区が一つになれた」 現地で露木会長しみじみと
東日本大震災で被災した岩手県大槌町に、漁船の購入資金を贈るために活動してきた区内の若手経営者「三陸沖に瀬谷丸を!」実行委員会メンバーが現地を訪れ、3625万円の寄付金と、瀬谷丸が描かれた大漁旗を手渡した。
炊き出しが縁で「船が欲しい」という漁師の訴えに胸を打たれて始まったこのプロジェクト。メンバーの一途な思いが伝わり、気がつけば瀬谷区全体を巻き込んだムーブメントになっていた。同会の露木晴雄会長は「大きな目標を掲げたが、私たちだけでは実現できなかったこと。多くの企業の協力や、子どもたちの温かい気持ち、瀬谷区の皆さんのあたたかさを感じた。瀬谷区が一つになれたような、そんな一体感を感じました」と話している。
来年の7月には船の完成を迎える。これからもお礼状を持って街中を駆け巡る。”瀬谷丸たち”のプロジェクトはまだまだ終わらない。
|
|
|
|
|
|