瀬谷警察署で1月23日、区内で子どもの見守り活動をするボランティア団体の代表者が集まり、初めての「意見交換会」が実施された。各団体の活動内容や抱える問題等を元に意見を交換し情報を共有することで、地域と学校、行政、警察が連携した子ども見守りネットワークの構築を目指す。
意見交換会に参加したのは、交通安全協会、交通指導員、交通安全推進委員、交通安全母の会、防犯協会、女性地域安全委員、少年指導員、スクールサポーター、各小学校(相沢小除く)学援隊または見守り活動団体の代表者と、瀬谷区地域振興課、瀬谷区学校連携担当課、横浜市教育委員会西部学校教育事務所、瀬谷署生活安全課・交通安全課、神奈川県警など約40人。県警本部の生活安全サポート班が各団体に呼び掛け集結した。生活安全サポート班とは、2011年4月、安全で安心な町づくりのため全国初のボランティア支援専属チームとして発足。現在24人の警察官がボランティアの支援をしながら防犯活動を遂行している。「地域で見守り活動をするボランティア団体がたくさんあることを知り、より一層、活動意識を高めてもらうためにも一堂に集め、何かしたかった。まずはお互いを知るところから始め、ゆくゆくは連携した見守り活動ができれば」と同班瀬谷の担当者は話す。
会では代表者がそれぞれ構成員や活動内容、問題点について5分ほど発表を行った。参加者たちは、交通安全、防犯、非行防止など、それぞれが違う角度、違う取り組みで行う見守り活動に真剣に聞き入っていた。終了時に行ったアンケートでは半数以上の参加者が今回の意見交換会が「参考になった」と答え、「もっと意見交換したい」「後継者や担い手について相談したい」「定期的に会議を開いて欲しい」などの意見もあがっていた。今後は要望や問題点についての改善、どのようにネットワークを構築していくかが課題だ。
ボランティアシンポジウム開催
意見交換会の内容を元に「安全安心ボランティアシンポジウムin瀬谷」が2月22日(金)、三ツ境小体育館で開催される。時間は午後3時から5時(参加無料・入場自由)。子どもの見守り活動団体の紹介と活動報告、関東医療少年院法務教官の大島靖浩氏による講演会や交通課による子ども見守り活動実践塾などが催される。シンポジウムの問い合せは警察本部生活安全総務課生活安全サポート班【電話】045・211・1212(内3158)へ。
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