高齢者にパワーを 善道館が慰問
瀬谷銀座通り商店街にある道場、善道館(伊藤吉治館長)の門下生が7月31日、特別養護老人ホーム・ファミリーイン瀬谷(中屋敷)へ慰問に訪れた。スポーツ選手の福祉活動などを企画するさわやか福祉財団主催で、6年前から定期的に行っているもの。
今回は4歳〜中学生の門下生25人が慰問。入居者約50人の一人一人とあいさつの握手を交わし、持ち込まれた畳の上で型の披露や技の掛け合いを披露した。投げ技が決まると、入居者からは「かっこいいねー」などの歓声が上がり、大きな拍手が。その後よさこいソーラン節を踊り、最後は入居者の人たちと笑顔で写真撮影を行った。
入居者も子どもと触れ合う機会がなかなかなく、お互い貴重な体験になったよう。「笑顔に癒され、力強い柔道の技を見てパワーをもらったようだ」と施設スタッフの古賀さんも感謝を述べた。「子どもたちには敬老の精神を育んでほしい。祖父母と共に生活していない子も多くいるので、より感じてくれたと思う。そしてお年寄りにも元気になってもらえれば」と伊藤館長。今後も継続して慰問活動を行っていくという。
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