原小学校は、昭和18年10月19日に原国民学校として開校しました。当初は広い校地にぽつんと校舎が建つだけだったので、地域にお願いしたところ、一度に196本もの樹木が集まり、一気に学校らしい雰囲気ができあがったそうです。
また、当時は戦時中で食糧難の時代です。そこで広い校地にかぼちゃなどを植え育てます。そして収穫したかぼちゃを市内全部の国民学校に配ったことで、市長から感謝状を贈られ、後に「かぼちゃの学校」と親しみを込めて呼ばれることになります。
このようなきびしい時代にあっても、”原の子”は自然の恵みを分かち合う心や、人を思いやる心を周りの大人から学び育てていったことが伝わってきて心があたたまります。
70周年を迎えるにあたり、これまで、そして今、これからの”原の子”を支えてくださるたくさんの「人」に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも本校が「地域の学校」として、着実に歩みを進めていけるように全職員で努力していく所存です。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|