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瀬谷区版 公開:2014年5月15日 エリアトップへ

県営阿久和団地 空き店舗に複合施設 名称は「ぽかぽかプラザ」

社会

公開:2014年5月15日

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プレイベントには約1500人の来場者が
プレイベントには約1500人の来場者が

 県営阿久和団地・阿久和ショッピングセンター内の大型空き店舗を活用して地域福祉・交流拠点「ぽかぽかプラザ」が開設されることが決定した。先月29日には、7月中頃の開始を目指し工事中の同所でプレイベントが行われ、多くの来場者で賑わった。

 同プラザを運営するのは地元企業の(株)アイシマ(相澤利彦代表取締役)。約500平方メートルの敷地に地域地場生産品販売所と地域交流スペース、デイサービスセンターが一体化して設けられる。販売所には地場野菜や肉・魚・乳製品や弁当、総菜、菓子などのほか、花や日用品、事務用品などの雑貨も並ぶ予定。交流スペースにはテーブルやイスが設けられ食事が出来るほか、貸スペースもある。「安心して生活できるお手伝い」を運営方針に掲げ、多世代の地域住民が気軽に立ち寄れ、楽しみながら介護予防と健康づくりに取り組むことが出来る拠点を目指していく。

 30年近く空き店舗になっていた同所は、兼ねてより地域住民から区や県へ要望が上がっていた。2011年度に区が「瀬谷区地域の支え合いの仕組み作り支援事業」として同所の活用へ踏み出し、それを踏まえて県と市が協働で「地域福祉・交流拠点モデル事業」の公募を開始。昨年3月、区内近隣で福祉介護サービスを手掛ける同社が運営事業者に選ばれた。

 7月に開設に向けて同社と地域住民とで構成される地域福祉・交流拠点運営委員会を設置。オブザーバーとして市健康福祉局と区福祉保健センター、阿久和地域ケアプラザ、区社会福祉協議会も加わった。11月には阿久和団地内の約1300世帯に書面を配布し、説明会を実施、約70人の住民が参加した。12月には施設名を一般公募。約200点の応募の中から「ぽかぽかプラザ」に決定した。

 先月29日にはプレイベントを開催、約1500人が会場を訪れた。東日本大震災の被災地支援として南三陸の女川町産焼さんまやぽかぽか鍋(豚汁)が無料で振る舞われ、地場産野菜コーナーには長蛇の列が出来ていた。バルーンアートやアクセサリー講座のスペースも設けられ、子どもや家族連れも多く見られた。

 相澤社長は「高齢者が楽しく過ごせる場所を提供し地域活性化になればと思っています。まずは多くの方に知ってもらいたい」と語った。

 同プラザに関する問い合わせは事務局(担当/大川さん)【電話】045・360・1311へ。
 

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