思いを乗せ大空へ 大門小がたこあげ大会
本郷公園野球場で5月10日、市立大門小学校(倉岡政美校長)がたこあげ大会を行った。1年生から6年生の児童が親子連れで参加する恒例行事で、中には上瀬谷小学校の児童の姿も。
本郷地区では、和紙を用いて自ら作成したたこを、端午の節句に合わせた5月に揚げる風習があった。同校も子どもたちの健やかな健康を願い、毎年5月の第2土曜日に実施し始め、今年で37回目を数える。
当日に向け、PTAの保護者や地域のスポーツ団体などが中心になってたこあげ大会実行委員会を立ち上げ、2月から準備を進めてきた。手軽に作れるようにと、何色ものビニール袋とたこ糸を800セット用意。児童たちはビニールに思い思いのイラストを描き、オリジナルのたこを空高く揚げた。
小雨に見舞われた昨年とは一変し、当日は雲一つない晴天に恵まれ、グラウンドを駆け回る児童の姿も。倉岡校長は「大空に揚がるたこに夢や希望を乗せてほしい」と話した。
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