瀬谷小学校(瀧澤輝之校長)で6月20日、オリンピック2大会でメダルを獲得した体操選手・池谷幸雄さんによる特別授業が6年生を対象に行われ、児童らが柔軟体操などを学んだ。
これは、2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会開催決定を契機に、スポーツ振興を図るため市が企画したもので、今年度からスタートした取組みの第2弾。市内18区の各区1校が五輪出場経験者を招いて授業を行っている。
池谷さんはソウル五輪で種目別ゆか銅メダル、バルセロナ五輪で銀メダルを獲得したほか、団体総合は2大会で銅メダルを獲得している。メダルが順番に回されると、手に取った児童らからは歓声が上がり、本物の重みを確かめていた。
池谷さんは、本格的に競技の道に進んだ小学3年生の頃に「オリンピックに出たい」と強く思ったことや、夢や目標を持つことの重要性について自身の体験を交えて話した。また、体操の基礎となる柔軟について「体を柔らかくすることで怪我をしづらくなる。痛いかもしれないが、今のうちにやっておくとどんなスポーツも出来るようになる」などアドバイスした。
児童らは柔軟で身体をほぐすと、池谷さんの指導で前転や側転に挑戦。「手をしっかり開いて一気に回る」などのコツを実践した。
指導を受けた浅野遼華さんは「バスケをやっていて身体が固いと言われるので、教えてもらった柔軟を生かしたい」と話した。
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