2014年度神奈川県中学校バスケットボール選手権大会の最終戦が7月31日、藤沢市の秩父宮体育館で行われた。原中学校が4チーム総当たりの決勝リーグに進出。最終戦で豊田中(戸塚区)を75-36で下し、1月の新人戦に続き県大会を制した。
同部は7月24日に行われた横浜市大会で優勝し、第1シードで今大会に臨んでいた。持ち味の足を使ったディフェンスで相手校の得点を抑え、危なげなく決勝リーグへと駒を進めた。
初戦の相手は足柄台中(南足柄市)。顧問の幾田登教諭は、4年前に当時指導していた学校で初戦に敗れ、そこからリズムを崩した経験を選手たちに伝えた。「入り方が大事」と鼓舞したチームは「スタートから気を抜かずに臨めた」と幾田教諭が振り返るように、ディフェンスで圧倒。4Q(クォーター)目以外を1桁失点に抑え、61-33の大差で勝利した。続く樽町中(港北区)も57-43で下し、関東大会の切符を掴んだ。
東野恒紀キャプテンは「練習してきたことの手応えを感じた。全国が目標なので県は通過点。先のことを考えていきたい」と目標を力強く話した。
優勝を決めた31日は幾田教諭の誕生日。優勝に加え、選手から「Happy Birthday」の歌のプレゼントが贈られた。
関東大会は8日に東京都大田区総合体育館で開幕。初戦は9日、雀宮中(栃木)と深川一中(東京)の勝者と対戦する。
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