瀬谷西陸上部 全国大会で4選手が健闘 円盤投で松井君3位
山梨中銀スタジアムで7月30日〜8月3日、「平成26年度全国高等学校総合体育大会陸上競技大会」が行われ、瀬谷西高校陸上部の4選手が計7種目に出場した。3年連続出場となった松井俊樹君は、円盤投3位の成績を収めた。
同校から出場したのは、岩見椋太君(砲丸投、やり投)、松井俊樹君(砲丸投、円盤投)、上坂優稀さん(円盤投、砲丸投)、田中朝香さん(やり投)の3年生4人。
松井君は、男子円盤投で予選を2投とも1位の成績で決勝に進出。自身が樹立した県高校記録を上回る51m41の記録で3位入賞を果たした。「予選でこれはいけるなと思ったら、決勝で気がゆるんでしまった。それが悔しい。1位を目指していたので、記録ではなく、やはり順位が欲しかった」と率直に振り返った。
岩見君と上坂さんは、昨年に続き2度目の出場。男子砲丸投の予選1本目で自己ベストの15m73を出した岩見君は、決勝に進むも「1本目と2本目でファールを出してしまい、流れが悪くなった。これがインターハイなんだなと思った」と全国の難しさを噛み締めた。
43m07の記録で女子円盤投4位入賞を果たした上坂さんは、「決勝は気持ちの面で押されてしまった。全国のステージはすごい。中学時代は全国に行けなかったので、これで最後だが悔いはない」と笑顔で語った。
女子やり投で初出場した田中さんは、「圧倒された。自己ベストに届かず悔しい」とし、「ここまで来る選手は一番を狙う姿勢が違う。一人で戦うのではなく、仲間や先生に対しての思いを感じた」と全国大会の感想を話した。
岩見君と松井君は中学時代から切磋琢磨し合ってきた仲。「先に相手が全国出場を決めれば、自分もやる気が出た」と意識してきたといい、3年間の互いの頑張りを認め合った。松井君は大学に進学し、陸上を続けていくとしている。
顧問の竹澤安博教諭は、「選手たちは悔しかっただろうが、良い試合だったと声をかけた。高校3年間の陸上が人生の中にどのように関わってくるかが大事。その上で結果が出れば良い」と選手をねぎらった。
同部は毎年3月末まで、3年生が活動に参加するのが伝統。10月の日本ジュニア陸上競技選手権大会や国民体育大会などが控えているため、4人は他の部員とともに、8月中は長野で合宿を行っている。
|
|
|
|
|
|