「横浜市民の読書活動の推進に関する条例」および「横浜市民読書活動推進計画」を踏まえ、瀬谷区では地域に合った独自の読書推進事業を企画している。第1弾として11月14日(金)、相鉄線の瀬谷駅と三ツ境駅に「せやまる文庫」を設置し、書籍を無料で貸し出す。
「せやまる文庫」は、図書館やコミュニティハウス、地域センター等に行かなくても、通勤や通学など電車で出掛ける際に手軽に読書に親しんでもらおうと、区が相模鉄道(株)と横浜瀬谷ロータリークラブ(RC)に協力を仰いで実現させた、無料の貸出ステーション。
相鉄線の瀬谷駅と三ツ境駅構内に各1カ所設置、運営は瀬谷図書館職員とボランティアスタッフが定期的に巡回し在庫の確認と補充を行う。棚に並ぶのは区民から寄贈された本と区や資源循環局に提供されたリユース文庫など。文庫の背ラベルには瀬谷区のマスコットキャラクター「せやまる」のイラストを採用、親しみやすさを出した。誰でも棚から自由に本を手に取って読むことが出来、読み終わったら、2駅どちらの棚に返却しても良い。貸出の期間制限もない。
地域振興課担当者は「初めての試みなので実際、始めてみないとわからないことが多い。区民に上手く活用されるようその都度考えていきたい」と述べた。市川三喜男RC会長は「気軽に本を手に取って、本に親しむ良い機会になれば」と話した。
14日に除幕式
「せやまる文庫」の除幕式が11月14日(金)、三ツ境駅構内で催される。時間は午前11時から11時15分まで。三ツ境は式が終了次第、瀬谷は正午頃から本の貸出利用が開始される。
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