上瀬谷の「順環田」で5月22日、上瀬谷小学校の5年生児童114人が参加し、田んぼの代掻きを行う「どろんこまつり」が実施された。
これは、瀬谷区のより良い自然環境づくりに取り組む「瀬谷環境ネット」(宮島行壽代表)の協力のもと、同校が総合的な学習として毎年行っているもの。
始めに、子どもたちが事前に名付けた「ぐんすくぼんたくん」という田んぼのニックネームを発表。それを受け、宮島さんは「素敵な名前がつきましたね。私たちが呼んでいる『順環田』という名前には、水や命が回り、終わらないという意味が込められています。この谷戸全体が循環しているのです」と話し、改めてその意味を呼びかけた。
代掻きは、田植え前に土をならし、酸素を送って稲の生育を助ける目的がある。子どもたちは歓声を上げながら順番に田んぼへ入って行き、ウォーミングアップを開始。しっぽ取りゲームで盛り上がった後、2人1組となって代掻きマシーン対抗レースを行った。「頑張れ」「もっと速く」と声を掛け合い、泥まみれになりながら必死に丸太を引っ張っていた。
最後に、子どもたちから「皆で協力してできた」「環境ネットやボランティアの方と触れ合えて良かった」と感想が伝えられた。
田植えや稲刈りなどを行い、秋には自分たちで作った米を味わう予定だ。
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