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長屋門寄席が200回 真打ちの落語を間近で

文化

掲載号:2015年6月18日号

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(左から)春風亭柳之助さん、日向ひまわりさん、春風亭昇乃進さん(同園提供)
(左から)春風亭柳之助さん、日向ひまわりさん、春風亭昇乃進さん(同園提供)

 阿久和東の長屋門公園で22年前から行っている「長屋門寄席」。真打ちの落語を楽しめる場として、開始当初から休まず続き、6月20日で200回の節目を迎える。

 1992年の開園以来、農村生活の魅力を再生し、瀬谷・阿久和の風土を今に残す長屋門公園。趣のある蔵ギャラリーでの作品展や、囲炉裏を囲んでの寺子屋など、季節に合わせ、定期的に行事を行っている。

 その中の一つ、「長屋門寄席」は、開園当時から続く名物行事。江戸時代の庶民の様子を体験してもらおうと始まった。近い距離で楽しめるとあって、常連の人も多いという。

 出演する落語家は、春風亭柳之助さん、春風亭昇乃進さん、日向ひまわりさんの3人。今でこそ真打ちとして高座に上がり、多忙な日々を送る彼ら。同園事務局長の清水靖枝さんとは、前座時代に声をかけられて以来の付き合いだ。清水さんは、「3人は『長屋門にはお世話になっているから』と言って、変わらず出てくれる」と嬉しそうに語る。

 始めた当初は、高座中に観客から直接指摘されることも少なくなかった。「お客さんと一緒に成長し、互いにその成長を喜び合う場」と清水さん。

 3人が真打ちに昇進して以降は毎月開催をやめ、「四季落語」として年4回行っている。披露するのは古典落語や新作落語などさまざま。三味線の出囃子も加わり、雰囲気を盛り上げる。

 長屋門での活動が広がり、まちづくり交流として山形県で寄席を開いたこともあったという。

 200回という節目について清水さんは「あっという間だった」と話し、「地域でこれほど続いているのは珍しいのでは。瀬谷で寄席を体験できる場所があると、もっと知ってもらいたい」と呼び掛けた。

 夏の納涼寄席は6月20日午後2時から(有料)。詳細は同園【電話】045・364・7072へ。

田近淳 司法書士事務所

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