瀬谷町の特別養護老人ホーム「愛成苑」が6月15日、電車を利用した遠足を実施した。
目的地は、藤沢市の新江ノ島水族館。愛成苑によると、利用者らが遠出をする場合、付き添いの職員の人数確保が難しいため、安全面を考慮してバスを借り切ることが一般的だという。同施設は今回、介護職員6人、看護師、機能訓練指導員、管理栄養士らが同行。利用者を含め総勢16人が参加した。
利用者らは、普段見る機会の少ない電車からの景色を楽しみながら、水族館に到着。「イルカは頭がいいね」「また来たい」と充実した様子で話していた。
平本千恵子施設長は、「電車で出掛けることは社会的なリハビリテーションになる。今後も毎年続けていきたい」と話した。同施設はこの取り組みを、福祉の先進事例を紹介する「第3回かながわ福祉サービス大賞」で発表した。
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