神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2015年9月3日 エリアトップへ

吹奏楽東関東大会 区内中高2校が出場 隼人10度目、南瀬谷中は初

文化

公開:2015年9月3日

  • LINE
  • hatena
横浜隼人高(上)と南瀬谷中の吹奏楽部メンバー
横浜隼人高(上)と南瀬谷中の吹奏楽部メンバー

 吹奏楽コンクール神奈川県大会がこのほど行われ、高等学校の部A部門で横浜隼人高校、中学校の部B部門で南瀬谷中学校が金賞を受賞。両校は県代表として、9月5日(土)と19日(土)の「第21回東関東吹奏楽コンクール」に出場する。

横浜隼人高校

 隼人高校は10年連続での東関東大会出場。55人で課題曲と自由曲の2曲を演奏し、24校中8校に選ばれた。「地区大会はあまり良い出来ではなかった」というが、県大会では周囲の不安を払拭するような演奏を披露。松村琴依部長(3年)は「連続出場のプレッシャーもあったが、本番は楽しめた」と笑顔で振り返った。

 部員は現在106人。「真面目で大人しい代」と同校で14年指導してきた顧問の栗原誠司教頭。しかしその真面目な姿勢は、練習に集中して取り組むことができるという長所でもあると語る。コンクール前は「校内合宿」が同校の定番。2泊3日で学校に泊り込み、一日中練習に没頭。遠距離通学の部員も多く、まとまった時間を取ることができる合宿は重要だという。

 「聴いてもらう人に楽しんでもらえるよう常に考えながら、自分たちも楽しむ。感謝の気持ちで演奏する」と大会への意気込みを語った松村部長。栗原教頭も「結果にはこだわらない。やってきたことをすべて出し切ることが大事」と話した。

南瀬谷中学校

 南瀬谷中学校は、35校中13校に選ばれ、初の東関東大会出場を決めた。渡邉夢香部長(3年)は県大会の結果発表を振り返り、「嬉しすぎて涙が出なかった」と喜びを表現。昨年の悔しさをバネに、地道な基礎練習と向き合い、レベルの底上げを図った結果が金賞受賞に結び付いた。

 顧問の永野潤教諭は、「素直な部分がある生徒たち。その素直さはいろいろな音色を出すことにつながる」と話し、「楽器にしっかり息を入れて、単調ではなく感情豊かに、自分の心を表現するように」と呼び掛けているという。

 「東関東大会は初めてなので挑戦の気持ちで、自分たちらしさを出せたら」と渡邉部長。東関東での金賞、その先にある東日本大会を目指し、部員一丸となって練習に励む。

 隼人高校は9月5日、茨城県立県民文化センターで、南瀬谷中は9月19日によこすか芸術劇場で行われる東関東大会に臨む。

瀬谷区版のトップニュース最新6

公式マスコットが決定

国際園芸博覧会

公式マスコットが決定

自然の感情を伝える精霊

3月28日

地域店舗の活性化に一役

瀬谷小5年生

地域店舗の活性化に一役

独自メニューやレシピ本で

3月28日

新社殿、地域に披露

熊野神社

新社殿、地域に披露

催しも再開へ

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

新聞で商店街の魅力発信

区内小学生

新聞で商店街の魅力発信

こだわりや人柄掘り下げる

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook