瀬谷区版 掲載号:2015年11月26日号 エリアトップへ

瀬谷区学警連 非行防止へ初の試み 区内小中学生が話し合い

掲載号:2015年11月26日号

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話し合う参加者ら(=瀬谷警察署提供)
話し合う参加者ら(=瀬谷警察署提供)

 子どもたちに身近な犯罪や非行について考えてもらおうと、瀬谷警察署で11月16日、瀬谷区学校警察連絡協議会(学警連)主催の「瀬谷区非行防止サミット」が初開催。区内小中学校から30人が参加し、意見を出し合った。

鋭い意見が次々と

 小学校10校と中学校5校から各2人が代表として参加し、行われた同サミット。グループ討議では5グループに分かれ、身近な犯罪について話し合った。

 参加した小中学生たちは、目撃したことのある迷惑行為や万引きなどの犯罪を思いつく限りふせんに書き出し、模造紙に貼って問題点などを言い合った。その後、犯罪を未然に防ぐための対策について意見交換。「ポスターを掲示して犯罪を知らせる」「現場を目撃した場合は大人に知らせ、情報を発信する」など具体的な意見が出たほか、「子どもは大人の背中を見て行動するので、大人もしっかりして欲しい」という鋭い指摘も。さらに、身近な自転車の危険運転についても意見が挙がり、マナーを守ることの大切さを確認し合った。

今後も継続する意向

 今回の初開催を受けて、主催の学警連会長を務める南瀬谷中学校の細川眞人校長は、「被害者にも加害者にもなり得ること。これからを担う子どもたち自身に考えてもらいたい」と話し、「1回で終わらせず、どのように膨らませていくかが大事。PTAや青少年指導員の方などにも入ってもらい、少しずつ進歩していけたら」と今後も継続していく意向を示した。小中学生たちからも、「自分たちが話し合うだけで終わってはいけない」として、発表した意見を各校に持ち帰り、引き続き話し合いながら非行防止について意識を高めていくとしている。

 瀬谷警察署生活安全課の渡邉春彦課長は、「環境によるところも大きい。家庭や地域、学校で、子どもたちが非行に走らない環境作りが必要」と話した。

田近淳 司法書士事務所

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