日本の伝統的な音楽や楽器に親しんでもらおうと、大門小学校で11月26日、6年生4クラスを対象に琴の授業が行われた。
この日、児童らに琴を指導したのは「下瀬谷筝の会」(広瀬満代表)のメンバー。同会は10年以上前から瀬谷さくら小学校で琴に触れ合う機会を設け、その後、同校でも音楽の授業に合わせて毎年行っている。
児童らは琴の仕組みや余韻の残し方、スタッカートなど多様な弾き方を学習。同会で講師を務める佐々木幸子さんと、尺八奏者の長濱知洋さんによる「春の海」の演奏や、メンバー全員での合奏に聴き入った。
その後、児童一人ひとりがメンバーに教えてもらいながら「さくらさくら」に挑戦。「初めて触った」「けっこう難しい」と指の位置や力加減に苦戦しながらも、最後に締めの音を鳴らし一曲弾き終わると、充実した表情を見せていた。
広瀬さんは、「今は琴を置いてある家庭はなかなかない。触ってもらって、まずは興味を持ってもらうことが大事」と話した。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|