昨年、歴代最多となるシーズン216安打を放ち、日本プロ野球史を塗り替えた埼玉西武ライオンズの秋山翔吾選手(27)。12月23日、母校・横浜創学館高校(金沢区六浦東)硬式野球部OB会が主催する祝賀会に招かれ、偉業達成の祝福を受けた。
野球と向き合った高校時代
同部の森田誠一監督は当時の秋山選手を「真面目で、手を抜かない努力家」と評価する。「監督に怒られた記憶がない」というのは秋山選手。「主将も任せてくれ、良いところを引き出してもらった」と感謝する。
「自分で工夫して野球をする――。考える力が身についた」。限られた時間や設備の中で工夫し努力を重ねてきた。「練習後も仲間の半分が残って一緒にバットを振ってくれた。一人で練習をしているのではない、そんな時間の積み重ねがありがたかった」と振り返る。
横須賀市の自宅と学校の往復で「横浜まで遊びに出ることもほぼなかった」という高校時代。「野球にしっかり取り組めた3年間。それに尽きる」。経験を糧に来シーズンに挑む。「明日からまた練習するつもり」と真っすぐ話した。
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