阿久和東の長屋門公園で2月3日、「節分祭〜豆まきと灯りの祭り〜」が開催され、事前に応募があった年男年女65人が福を呼び込む豆まきを行った=写真。
邪気を払う行事として、古くから立春の前夜に行われてきた節分。同園の恒例行事となっており、今年は12〜84歳の年男年女が参加した。「福は内、福は内」と福を一つ多く言うのが長屋門流。豆袋が勢いよく投げられると、集まった人たちはつかもうと大きく腕を伸ばしていた。その後は手作りの甘酒が振る舞われたほか、瀬谷区出身の三味線奏者・小山憲斗さんが演奏を披露。民謡や馴染み深い歌謡曲が流れると手拍子が起こり、会場は温かい空気に包まれた。
同園門前には約三百基のキャンドルがずらり。冬の一夜を幻想的に照らした。
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