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瀬谷環境ネット 自然見守り育て10周年 節目迎え、変化や課題

社会

掲載号:2016年12月8日号

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収穫祭での会員と参加者ら(同会提供)
収穫祭での会員と参加者ら(同会提供)

 「よりよい自然環境を未来へ」を掲げ、米作りや植物・昆虫観察会などの活動を行っている瀬谷環境ネット(宮島行壽代表)。12月2日で発足から10年を迎え、変化や課題と向き合いながら、活動を続けている。

 同会は上瀬谷地区の水田「順環田」を最大の拠点として、活動を行ってきた。米作りやビオトープの整備、和泉川周辺の清掃活動のほか、「Seyaメダカ米クラブ」を通年で実施。親子などが参加して米作りの過程を学び、体験してきた。さらに同会は毎年、上瀬谷小学校5年生の総合学習の時間を支援。「どろんこ祭り」と名付けた代掻きをはじめ、稲刈り、脱穀作業などを経て、児童らが自分たちで作った米を炊いて味わうもので、地元農家の協力を得ながら取り組んできた活動の一つだ。宮島代表は、「自然環境について子どもたちに目を向けてもらいたいという思いが根本にある。経験したことが、将来の行動に結びついてくれたら」と期待を込める。

10年目で課題も

 発足から10年が経ち、変化の時を迎えている同会。活動の中心となっていた環境学習支援事業が今年度で終了することが決まった。昨年6月に日本に返還された旧上瀬谷通信施設の跡地利用にともない、「順環田」の継続的な使用が難しくなったためだという。「やっと要領がつかめてきた頃だった。順環田での米作りは重要度が高く活動時間も長いため、モチベーション低下は避けられないと思う」と宮島代表。米作り以外の学習支援活動や環境保全活動、援農、市民の森での活動などはこれまでと変わらず行っていく方針だという。

 2006年に14人でスタートした同会は現在62人が在籍し、顧問として3人が関わっているが、実質的に活動を担っているのは10人ほど。会員の高齢化や、新たな人材が入ってこないなどの課題もある。宮島代表は「個人としては、会を立ち上げた社会的責任を果たせたと思う部分もある」と振り返る一方、「今後の活動をどう盛り上げていくか。これまでの方法を検証しながら、会員同士で話し合い、より良いものにしていきたい」と今後への思いを話した。

 同会ではホームページで随時情報を発信している。 【URL】http://www.geocities.jp/seya_kankyo_net/

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