瀬谷安全運転管理者会(川口恭正会長)は12月19日、瀬谷警察署(飯島政則署長)に飲酒検問時に使用するアルコールチェッカー8台を寄贈した。同署は今回の寄贈ならびに日頃の交通安全への啓発活動に対し、同会へ感謝状を贈った。
神奈川県内では12月18日現在、人身事故が2万6073件(前年比1252件減)発生している。死亡者は125人(前年比42人減)。どちらも減少傾向なのに対し、瀬谷署管内では478件(前年比9件増)の事故が発生、死亡者は3人(前年比2人増)と前年を上回る事故が発生。事故の中には、前日のアルコールが残ったまま普通に車を運転、飲酒運転で事故を起こす例もあるという。
同会は10年前にもアルコールチェッカー3台を寄贈。今回、機器の老朽化と飲酒運転撲滅への思いを込め、新たに8台贈ることを決めた。飲酒の検問は、まずこのチェッカーに息を吹きかけ、予備検査を実施。アルコール反応が出たら正規の飲酒検知器で再度検査する。「飲酒運転は大事故につながる。少しでも事故防止の役に立てれば」と川口会長。飯島署長は感謝の言葉を述べた後「しっかり機器を活用し1件でも事故を減らしたい。年末年始は気持ちが急ぐのでアクセルはゆっくりと安全運転につとめて欲しい」と呼びかけた。
また同署は、今回の寄贈ならびに交通安全キャンペーンの参加や日頃の住民への事故防止啓発活動に対し、同会へ感謝状を贈呈。川口会長は「瀬谷署の指導のもと、事故防止を第一に考え活動しています。今後も出来る限り協力していきたい」と語った。
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