横浜の商店街ナンバーワンメニューを決める「ガチ!」シリーズ第7弾となる「ガチチョコ!」の結果が8月26日に発表され、瀬谷区からは「ソフィア洋菓子店」(いちょう通り商店会)と、「パティスリー モンテポン」(三ツ境商工会)が銅賞に輝いた。区内店舗が揃って入賞するのは初。
同シリーズは、商店街のにぎわい創出などを目的として、(一社)横浜市商店街総連合会が主催。市内店舗の商品について市民が人気投票を行い、グランプリを決める。丼ぶり・麺・揚げ物など年ごとにテーマを変えており、今年は「チョコスイーツ」。18区40商店街から52品のエントリーがあった。投票は6月1日から7月31日まで、インターネットや専用シート・はがきによって行われた。
結果は、日産スタジアムで開かれた横浜F・マリノスの試合で発表された。有効投票数は4377票。金賞は986票を獲得した御菓子司 大倉山青柳(港北区)の「きなチョコだんご」だった。銀賞は、大宅門(磯子区)の「大宅門春巻」など3品。銅賞は、ソフィア洋菓子店の「ルーロー・ショコラ」(259票)とモンテポンの「ハッピーマカロン(ショコラ)」(238票)を含む5品が受賞した。
”王道”で勝負
「来て、食べてくれたお客様の投票のおかげ」と語ったソフィア洋菓子店の笹田高史店長。2012年の「ガチあま!」に続き2度目の挑戦で、入賞を果たした。
出品した「ルーロー・ショコラ」はレシピこそ長年同じだが、今回はチョコやラム酒を変えてコクを加えるなど一工夫。「これぞチョコ」という商品で勝負した。常連客からは早速祝福の電話があったと言い、「少しは(商店街の)お役に立てたかな」と笑顔を見せた。
甘み抑え、支持拡大へ
前回出場(12年)の11位を上回ったモンテポン。ハッピーマカロン(ショコラ)は、シロップを煮詰めて作る「イタリア風メレンゲ」を使ったしっとりとした生地に、ガナッシュをサンドした一品。甘みを抑え、さっぱりとした味に仕上げ、幅広い層の支持を狙った。
「嬉しい。投票してくれた人に感謝の気持ちを伝えたい」と深野木人士シェフ。「今後も皆様に喜んでいただける商品をつくっていきます」と意気込んでいる。
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