長年に渡り、地域の交通安全のために尽力したとして、瀬谷安全運転管理者会の川口恭正会長がこのほど、交通栄誉章「緑十字金章」を受章した。1月19日に都内で行われた「第58回交通安全国民運動中央大会」で表彰され、功績が称えられた。
「緑十字金章」は、交通安全のために献身的な活動をした人たちに対し、警察庁長官と(一財)全日本交通安全協会会長の連名で表彰を行うもの。今年は全国で107人が受章し、神奈川県から6人が選ばれた。
交通安全啓発し20年
川口会長は、安全運転管理者会の会長を務めて今年で20年。2007年には「緑十字銀章」を受章している。自身の無事故・無違反に加え、同会会長として、会員事業所に交通ルール順守を呼びかけ、安全運転の意識の醸成に貢献したことが評価された。金章受章について川口会長は、「皆様のご協力あってのこと。感謝に堪えない」と喜んだ。
今後は「後進育成を」
区内の事業所150社が加入する同会では、「交通事故の撲滅」を掲げ、年1回の講習会を実施するなど、瀬谷警察署などと連携しながら交通安全啓発に取り組む。「事故が起きると、どれだけの損失となり、イメージダウンとなるかを常に説明している」と川口会長。加入事業所が足並みを揃え、事故をなくす意識を高めることが大事と語る。
今後の目標は「後進育成」。安全で安心な瀬谷区を目指すため、「努力を続け、しっかりと活動する生きた会にしたい。これまでやってきたことを次の代に伝えられたら」と話した。
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