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横浜甦生病院ふれあいだより 26 インフルエンザについて 内科医師 鈴木 孝幸
インフルエンザの典型的な症状は、急な発熱・悪寒、咽頭痛・鼻水・咳、関節や筋肉痛・倦怠感等です。場合により検査(鼻粘液)を行いますが、本当にインフルエンザに罹っている人でも、約3人に1人は「陰性」と出る事(偽陰性)があります。このため「陰性」でもインフルエンザを否定はできません。医師が病歴・症状をお聴きし診察した上で、インフルエンザかどうか判断し、検査は必ずしも全員に必要ではありません。
また、抗インフルエンザ薬(タミフル®等)は必ずしも全員に必要ではありません。元々健康な方は、通常数日内に自然治癒します。但し、妊婦・乳幼児・高齢者、腎臓・心臓・呼吸器疾患・糖尿病等の方は重症化の危険もあり、抗インフルエンザ薬の適応です。症状のある方は、内科へ受診下さい。
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