熱中症などの健康被害を防ぐ措置として今年度、瀬谷センターの体育室に空調設備が設けられる。設置工事は今月20日に始まり、11月中旬までに完了する見通し。期間中は制限があるものの、区民は継続して体育館を利用できる。
工事中も区民利用可能に
体育館の広さ(有効面積)は約537平方メートル。卓球・バスケットボール・バドミントン・ダンスなどに使うことができ、時間帯で団体利用と個人利用に分かれている。これまでは空調が無く、今年の様な猛暑は、環境省の暑さ指数に基づき主催イベントの中止を検討せざるを得なかった。利用者も体育館隣りの冷房が効いたロビーで休憩を挟みながら競技していたという。
同センターによると、工事では北側の壁沿いに4台の室内機を設置し、ギャラリーの下部に吹き出し口を設ける。スポット的に冷やす「個別空調方式」を採用している。
設置工事は、11月17日と18日のセンターまつりまでに終える予定。期間中の9月は施工内容や日程を調整し、利用者への影響を極力抑えるという。10月以降は利用範囲が狭くなり、使用できない競技があるため、団体料金の減額などで対応する予定。同センターでは「利用者の安全を最優先に整備を進めていきます。ご理解の上、引き続き体育館を使用してもらえれば」と呼びかけている。
瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|