認知症の人や家族のケアについて専門家が議論を交わす催しが、今月25日に瀬谷公会堂であり、およそ180人が訪れた。
催しは、区在宅医療相談室・瀬谷ケアマネット・区地域包括支援センター主任ケアマネジャー部会が共催した。介護・看護・医療の従事者によるパネルディスカッションと映画上映会の2部構成。
ディスカッションでは、本人や家族が認知症を受け入れられず、症状があっても病院を受診しないことがあるとして、時間をかけて理解を促すことが大切という声があった。また、介護する上で、家族と専門家がコミュニケーションをとり、信頼を築くことが重要だとした。
来場者から「認知症の人から何度も同じことを聞かれて怒ってしまう。止めさせる方法は」という質問があり、パネリストは解決が難しいとし、「イライラしてしまう時は離れる時間を作って下さい」とアドバイス。「無理して一緒に居ると相手の心に負の感情だけが残ってしまう」と説明した。
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