今年7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた広島県に対し、瀬谷区を含む県内各地で給食や仕出し、LPガスなど幅広い事業を展開する大和市の(株)安田物産(安田幹仁代表取締役社長)が募金活動を実施。同県東京事務所で10月2日、担当者に豪雨災害義援金として総額100万円を贈った。
同様の募金活動を行うのは、2011年の東日本大震災、16年の熊本地震に続き3度目。日頃、同社の給食や弁当を利用している幼稚園や保育園の園児らに塗り絵を塗ってもらい、1枚につき20円が募金される仕組みで最終的には108園、約1万4千人の園児が参加した。デザインと印刷は瀬谷区の(株)連合社印刷が担当し、安田物産のキャラクターが描かれた。
社員らによる募金をあわせ、総額100万円の義援金を広島県に寄付。県側は思いがけない募金に驚きながらも、感謝の思いを同社に伝えたと言う。安田社長は、「会社として出来ることは少ないが、地域で何か力になれないか」と考え、募金活動に至ったと説明。「塗り絵を通して子どもたちに参加してもらうことで、被災地のことを身近に感じてほしい」と話した。
安田社長によると、広島県における義援金の使い道は現時点で未定。担当者は検討の上、活用したいと話していたという。
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