創立50周年を迎えた瀬谷区文化協会(小川肇会長)の記念式典・祝賀会が今月17日に区内で開かれた。多くの会員らが出席し、同会の長い歴史を振り返るとともに、更なる発展に意欲を示した。
同会は1969年11月に「瀬谷文化協会」(2018年に瀬谷区文化協会に改名)の名で発足。区内に文化活動を広げていこうと、加盟団体16、会員数234人でスタートした。毎年恒例となっている文化祭は70年に第1回を開催。生け花や写真、俳句や書道などの作品展示と、舞踊や民謡、筝曲などの演技を披露する内容で、年に一度、日頃の活動の成果を披露する場となってきた。
さらに会員同士や地域住民の交流を深める取り組みにも力を入れてきた同会。過去にはレクリエーションやバスツアーなどを企画し、盛況を収めた。2015年には、瀬谷区美術展との初の合同イベント「文化と美術の祭典」を開催。互いの作品や演技でコラボレーションを果たした。
三ツ境のチャイニーズレストラン「風の音」で催された式典では、06年から会をまとめる小川会長があいさつに立ち、関係者らに感謝の気持ちを伝えた。今後の同会の役割を「日本人の情緒、情操を養うこと」とし、「さらに愛される文化協会をめざしていきたい」と力を込めた。現在は32団体、316人が加盟する同会。高齢化という課題とも向き合いながら、区内の若い世代や障がい者など様々な人の参加を促すことを目標に掲げた。
永年功労者として、大江三好さん、野澤タミエさん、佐竹波奈世さん、冨樫高さんが表彰された。
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