様々な知識や経験、技術を活かして区内でボランティア活動をする個人・団体の登録制度「せや区人材バンク」。同制度に登録している個人や団体を紹介する冊子「メイトガイド」の情報が更新され、4月から公共施設などで配布を開始している。
メイトとは「せや区人材バンク」に登録している個人・団体を指し、現在84団体、99人が名を連ねている。メイトガイドは区民とメイトを繋げる目的で発行。瀬谷区民活動センターの職員が作成を担い、2年に1度、情報を更新している。
今回の冊子は、個人・団体の名前や連絡先、ホームページなどが明記されており、読み手とメイトがダイレクトにコンタクトを取れるようになった(一部非公開あり)。また、索引が設けられ、目的の情報が探しやすくなっている。
同センターでは昨年6月から登録者の更新に取り掛かり、約半年間かけてガイド作成に取り組んだ。600冊を手作りし、地域ケアプラザなどの公共施設で配布している。また、閲覧用として幼稚園や小学校、高齢者福祉施設などにも配布する予定だ。職員は「これだけの方が区内で活動していることを知って欲しい。区民とメイトや、メイト同士をつなげる架け橋になれば」と話している。
若い人への認知が課題
前回の発行時より、メイトの数は高齢化に伴い減ってきているという。職員は若い人にもボランティア活動に参加・登録してもらうことが課題と話す。同センターは独自の広報紙を発行し、駅などに配架。職員は「ボランティアの依頼だけじゃなく新しく何かを始めるきっかけにもなれば」と期待を寄せる。
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