火災対応や救命活動、地震対策などを自国の言語で学ぼうという「外国人向け防災講座」が6月1日に細谷戸第一集会所であり、ベトナム人や中国人の親子連れなどが防災に対する理解を深めた。
区内の防災団体「Seya防災ネットワーク」の分科会である「ピンチをチャンスに!減災共助の会」が開催した講座。普通救命講習などを受けたベトナムと中国、4人の「外国人防災講師」がそれぞれの言語で指導するという区内初の企画だ。
講座プログラムは体験型となっており、消火器の取り扱いや煙からの避難、AED(自動体外式除細動器)の操作、心臓マッサージの方法など様々。母語で講師とやり取りできるとあって、参加者は疑問点を積極的に質問するなどしていた。
親子で来場した中国のオウ・レイクンさんは「子ども向けの心臓マッサージや人工呼吸を学びたいとずっと思っていたので、参加できてよかったです」と話した。講師のキ・セイさんとセツ・ホウホウさんは「自分の言語で防災について伝えることができました」「みんなの防災に対する意識が強くなっていると感じました」とそれぞれ手ごたえを話した。
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