瀬谷第四地区社会福祉協議会(松本幸一会長)が高齢者の介護予防や健康づくりのため続けている「元気塾 ラジオ体操」が10周年を迎えた。8月25日(日)には二ツ橋公園で体操を楽しむ記念行事があり、松本会長は「歳をとっても楽しく生きる道を多くの人に伝えたい」と参加を呼びかける。
地区社協は地域の福祉課題を解決する組織で、区内12地区ある。二ツ橋町・東野・東野台などをエリアとする第四地区には12自治会がある。
ラジオ体操を始めたのは2009年。介護予防のプロジェクトチームを立ち上げて全世帯にアンケート調査を行ったところ、高齢化が進み独居の人も多いことや、外出しない高齢者が多数いる実態が分かった。自治会ごとに住民の要望も聞き取りし、介護予防しながら外出する機会として、ラジオ体操を定期的に開くことになったという。
現在は地区内6カ所の公園などで毎週開催しており、1回あたり10人〜25人ほどが訪れる。「参加者からは『姿勢が良くなった』『元気になった』との声が上がっています」と松本会長。参加者同士の交流を育む機会にもなっており、「地域の人間関係を深めることにもつながっています」と話す。
10周年行事は区役所となりの二ツ橋公園で午前7時30分から8時30分まで行われ、一般も参加可能(雨天中止)。瀬谷消防署による熱中症予防の説明、瀬谷スポーツセンターの職員を講師に迎えたラジオ体操やストレッチが予定されている。問い合せは松本会長【電話】045・364・7498。
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