神奈川県警察などが主催する「第32回神奈川県警察少年柔道剣道大会」が9月7日に横浜文化体育館(中区)で行われ、瀬谷柔道会(須藤和義会長)の石川光希君(小学6年生)が個人戦で優勝した。同会は団体戦も制し、昨年に続いて2連覇を果たした。
同大会は県内警察署の道場で柔道や剣道の指導を受けている小中学生が出場する。柔道の小学生男子の部は県内から60人、団体戦は12チームが参加した。
石川君は2回戦と3回戦で同会の北堀登夢君(小学6年生)、角田勇輝君(同年)と同門対決。得意の大内刈りで両戦とも制し、その後も順調に決勝まで勝ち上がった。但馬幹育君(小学6年生・港南)との決勝戦では連戦で疲労感があったものの、相手に怯むことなく技ありで勝利を掴んだ。石川君は「4年生から参加している大会だったので初めての優勝で嬉しいです」とコメント。また「同じ道場の人と対戦した場面は緊張しましたが、どの戦いも勝つ気持ちを忘れませんでした」と大会を振り返った。
毎年夏に山梨県で合宿を行う同会。今年は南区の選手らも加わり、同県の強豪チームと技を磨き合った。走り込みなどの基礎練習に加え、同県の上位選手とも戦った石川君。相手のペースにのまれやすい弱点を、スピード感を持って技をかけることで克服した。「大内刈りもこの合宿でしっかり練習できました」と話した。
「練習から負けない気持ちで」
団体戦には主将の石川君をはじめ、保坂龍美(たつみ)君(同年)、遠藤陽太君(同年)、藤崎寛音(ひろと)君(同年)、小池陽心(はると)君(小学5年生)が出場した。決勝戦を含む4試合をほぼ5対0で快勝し、2連覇を決めた。須藤会長は「柔道は練習から負けない気持ちで挑むことが大切。彼らは気合いを入れて試合に挑んだので負ける気はしなかった」と選手らを称えた。
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