瀬谷区制50周年記念事業として企画された、区民合唱団(月野浩団長)による「第九メモリアルコンサート」。公募で集まった104人の団員は、本番の12月15日(日)に向け練習に励んでいる。
9月28日、区役所の会議室に団員が集まった。指導にあたるのは、コンサートを主催する「”音楽のまちSEYA”実行委員会」の志村紀美江さん。初心者から経験者まで多様な歌声を一つにまとめあげていく。
第九の区民合唱団が結成されるのは、区制20周年(1989年)と90年に行われたコンサート以来およそ30年ぶり。今年の副団長を務める安田英信さんは、90年の合唱団の一員だ。当時は高校1年生で、89年の第九に参加した母親の影響で自らも始めたという。「一体感や達成感は今も覚えています」と当時を振り返る安田さん。それから合唱とは縁遠くなっていたが、今年2月にハレルヤを披露した区民合唱団に参加したことがきっかけで情熱が再燃した。
安田さんは本番に向け「子どもからお年寄りまで多くの人に、瀬谷区に音楽ありということを伝えたい」と意気込む。志村さんは、本番でタクトを振るうプロの指揮者・奥村伸樹さんなどが練習に携わり団員に良い影響を与えているとして、「一つのものを皆でつくり上げようという雰囲気になっている。最後の最後までしっかり指導していきたい」と力強く語る。
12日からチケット販売
コンサートは12月15日の午後2時から瀬谷公会堂で開催。ザ・クラシック・オーケストラが出演する。チケットは指定席2000円、自由席1500円、車いす席1500円で、10月12日(土)から販売される。3歳未満の子どもは、保護者1人につき1人までひざ上鑑賞で無料。販売場所は瀬谷区役所売店ほか。
問い合わせは区地域振興課【電話】045・367・5695。
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