下瀬谷地域ケアプラザは昨年11月から、地域で支えあう仕組みづくりの一環として「サード・プレイス」事業を展開している。団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題を見据えて、高齢者をはじめ幅広い世代が地域活動に参加しやすいようにと様々な企画を同事業で実施している。
サード・プレイスとは、自宅や職場とは別の「心地の良い第3の居場所」のこと。同ケアプラでは地域住民が気軽に立ち寄れるようにと、脳トレ体操やジャズ鑑賞会などのイベントを毎月開催している。また、ラウンジとしてスペースを一部開放し、交流の場としても機能している。スタッフの金子恵理さんは「サード・プレイスは参加者同士のつながりやすさや、居心地の良さを感じてもらうため、10人以下の少人数で開催している」と特徴を話す。2月7日に開かれた外国の文化に触れるグローバルカフェ(=写真)に参加した大川博子さん(南瀬谷在住)は「少人数で気楽に参加できるし、外に出る機会や頭の体操にもなる」と魅力を語る。
他にも2月15日(土)はジャズ鑑賞会(午後5時〜6時半/百円)、17日(月)は詩の集い(2時〜3時半/無料)を開く。
活躍の場にも
同ケアプラは住民の得意分野や趣味を生かして集いの場を開催する「当番マスター」を募集している。居心地の良さを感じてもらうほかにも、地域住民が気軽に活躍できる場にするのが狙いだ。金子さんは「特別な資格は必要ない。地域活動の第一歩として趣味を一緒に楽しんだり、語り合える場作りを手伝えたら」と呼び掛ける。(問)【電話】045・304・1291
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