指揮者の奥村さんのもと、本番に向けて練習に励む出演者ら＝11月3日
音楽で瀬谷区を盛り上げる”音楽のまちＳＥＹＡ”実行委員会（志村紀美江委員長）が12月20日（日）、コンサート「とっておきのＸｍａｓ＆ピアノ協奏曲２０２０」を瀬谷公会堂で開く。
当日の指揮者は国内外で活躍し、ソプラニスタ岡本知高さんや歌手の河村隆一さんなど各界のアーティストと共演した奥村伸樹さん。奥村さんプロデュースのザ・クラシック・オーケストラと、合唱の分野を中心に活動するピアニスト小介川淳子さんが出演する。曲目は、ベートーベンのピアノ協奏曲第５番「皇帝」第１楽章や、「そりすべり」や「もろびとこぞりて」などクリスマスセレクションを予定。
コロナ禍で試み
同実行委員会は２０１９年に発足し、年末には区民の参加を募り、第九コンサートを実施。今年も区民合唱団コンサートを予定していたが、新型コロナの影響により、合唱を無くしたオーケストラとピアノの演奏会に変更となった。年末に先駆け９月には、コロナ禍における音楽イベントの在り方を考えるトライアルイベントを開いた。
今回は初の試みとして、コンサートの様子を収めた動画に後日アクセスできるＱＲコードが、チケットに印刷される。また、動画投稿サイトＹｏｕＴｕｂｅ内の音楽のまちＳＥＹＡチャンネルでは、11月３日の練習の様子が配信されている。
当日は午後３時開演。定員４００人（予定）。チケットは全席指定２０００円で、タカミネスポーツ（三ツ境15の９／木曜定休）とイシケンスポーツ（瀬谷３の１の24／水曜定休）で販売している。残席がある場合のみ、当日券あり（２５００円）。福祉事業所の出店も予定されている。
志村委員長は「今年はベートーベンの生誕２５０周年で、瀬谷公会堂のリニューアル10周年でもあります。何とかコンサートを開きたかった。音楽で皆様に元気を届けたい」と話す。問い合わせは事務局【携帯電話】０９０・４５９２・０３６９。
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