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自然を守り、次世代につなぐ【4】 連載 第2の人生、謳歌 宍戸 清信さん
「宍戸煬竹(ようちく)」--。書道家としての宍戸さんのもう一つの名だ。11月29日からは出身地の宮城県丸森町で、東日本大震災の復興アート展を開く。「やっと当時の事を語り継がなければと思えるようになりました」。震災10年の歩みを振り返り、復興の慰労を表現する。
「どこか故郷に似ている」。そう話すのは、楽竹会の拠点となる阿久和南の竹林だ。同会は荒廃竹林の再生などに取り組む団体。50代後半で入会、創作と並行して活動に励む。会員には人生の先輩も多く、学ぶことが多い。「自然の中で汗をかいてコミュニケーションをとるのが楽しい。(楽竹会を)タケノコ山学校と呼んでいます」と第2の人生を謳歌する。
自然に魅了されているからこそ、その”宝物”を次世代に残さないといけないという想いも。「先人たちがコツコツと培ってきたものなんです」と語気を強めた。
連載「自然を守り、次世代につなぐ④」
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