神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
瀬谷区版 公開:2021年1月28日 エリアトップへ

20年区内交通事故 35年ぶりの300件台に コロナ禍の外出自粛で減

社会

公開:2021年1月28日

  • LINE
  • hatena

 2020年に瀬谷区内で発生した交通事故が364件で、35年ぶりに300件台に抑えられたことがこのほど、瀬谷警察署への取材で分かった。同署はコロナ禍の外出自粛が主な要因とし、引き続き交通事故への注意を呼びかけている。

 同署によると、20年の交通事故発生件数は19年(412件)から48件減少し、1985年の347件に迫っていた。類型別に前年と比較すると、二輪車は14件、自転車は17件、高齢者が関係している事故は12件減った。減少について同署は、「新型コロナウイルスの影響で外出する機会が減ったことが大きい」としている。

 死亡事故は3件と19年から2件増加。いずれも70代以上の高齢者で、午前から昼にかけて発生した。横断歩道を歩いている際の巻き込みや車の追突事故によるもので、「昼間でも見えているようで見えていないことが多い。運転者も歩行者も互いに、アイコンタクトをするなどして、意識をもって注意してほしい」と話す。また、「横断歩道を渡らずに道路を横断する高齢者も見られるので、事故防止のためにも横断歩道の利用を」と注意を促す。このことから同署では道路上での取り締まりを強化し、事故発生抑止に注力している。

自転車事故に注意を

 区内における20年の自転車事故の割合は26・4%と、神奈川県内の割合より2%高い。通学・通勤時間(午前8時〜10時)や、夕方(午後4時〜6時)に発生することが多く、特に高校生の自転車事故が多いという。

 また、全交通事故の約6割は交差点で発生しており、「自転車を利用して出かける際には家族から『気を付けて』と一声を。そして、改めて交通安全への意識をもって出かけてほしい」と呼びかけている。
 

瀬谷区版のトップニュース最新6

公式マスコットが決定

国際園芸博覧会

公式マスコットが決定

自然の感情を伝える精霊

3月28日

地域店舗の活性化に一役

瀬谷小5年生

地域店舗の活性化に一役

独自メニューやレシピ本で

3月28日

新社殿、地域に披露

熊野神社

新社殿、地域に披露

催しも再開へ

3月21日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

新聞で商店街の魅力発信

区内小学生

新聞で商店街の魅力発信

こだわりや人柄掘り下げる

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook