国際園芸博覧会
公式マスコットが決定
自然の感情を伝える精霊
3月28日
瀬谷さくら小学校(池田千晶校長)の6年1組の児童たちが1月26日と29日、地域住民に相沢川の生き物を大切にしてもらおうと、下瀬谷人道橋にオリジナルの絵を描いた。手摺を支える柱の側面に描き、歩きながら絵を楽しめるようになっている。
下瀬谷人道橋(下瀬谷1の30先)は1985年に竣工した長さ8・6mの橋。橋にはザリガニや魚、学校、地域住民の絵に加え、「生き物を大切に」「この町の笑顔を大切に」という子どもたちからのメッセージが描かれている。当日、児童たちは7色のペンキを使い、熱心に作業に取り組んでいた。
総合学習の一環で、地域のために何かしたいという思いから環境美化に着目し、昨年11月に地域団体と清掃活動をした同クラス。担任の北萌花教諭によると、児童から「相沢川をきれいにしたい」「地域の人が笑顔になってほしい」と声が上がり、橋に環境美化啓発などの絵を描くことになったという。北教諭は「子どもたちも地域の一員。地域への愛着を持ってくれたら」と語る。
デザインや予算の準備も
子どもたちは11月から6班に分かれて、絵のデザインや下書きなどの準備に取りかかった。加えて、ペンキ購入の予算確保にも取り組んだ。他クラスとの予算交渉や使用するペンキなどを調べた豊島充輝くんは「ペンキの値段や塗り方を調べるのが大変でした」と振り返る。
デザインを担当した亀井廣人くんと小島遥斗くんは「学校と笑顔をコンセプトにみんなで相談しながらデザインを決めました。みんなと一緒にペンキで絵を描くのが楽しかったです」「ザリガニの細かいところを再現するのが難しかったけど、(橋の絵を見て)生き物や自然を大切にしてほしいです」と話した。
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