瀬谷第四地区保健活動推進員と二ツ橋地域ケアプラザが2月27日、二ツ橋第二地域ケアプラザで認知症予防講演会を開催。会場と自宅などからのWEB視聴で13人が参加した。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、講演のWEB配信を試みたという同推進員。「このような情報通信技術を活用していく場面は多くなってくると思うので、今後も積極的に取り入れていきたい」と話す。
当日は「いつまでも美味しく口から食べ続けるための大切な話」と題して、横浜鶴見リハビリテーション病院の言語聴覚士・清水宗平さんが講演。他者との交流などにより主観的健康観が高い人ほど認知症になるリスクが減るとし、健康長寿のためには身体活動・社会参加・栄養の3つが重要と説いた。また、コロナ禍でマスクをしていることが多くなったために「人と話すことが減った」「表情筋を動かす機会がない」といった問題もあり、咀嚼力や食欲の低下につながると警鐘を鳴らす。清水さんは「感染症予防をしながら人と交流することがまず健康の第一歩」と呼びかけた。
参加した70代女性は「分かりやすくて参考になった。自分も実践しつつ、近所の人にも伝えてあげたい」と話した。
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