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ドリームアスリート 区内出身2選手を指定 パラリンピック目指す

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掲載号:2021年5月13日号

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指定された齊藤さん(左)と日向さん※市スポーツ協会より写真提供
指定された齊藤さん(左)と日向さん※市スポーツ協会より写真提供

 横浜市から障がい者スポーツの国際大会に出場できる選手を輩出するプロジェクト「ドリームアスリート」の指定選手に、瀬谷区出身の齊藤元希さん(車いす卓球/19)と日向楓さん(競泳/15)が選ばれた。競技費用やトレーニングのサポートなどを受けながら、パラリンピックなどへの出場を目指す。

 (公財)横浜市スポーツ協会が進める同プロジェクトは、障がいのある子どもが夢や希望を持ち、地域で気軽にプレーできる環境を作る「横浜こどもスポーツ基金」の一環。基金は2013年に創設され、これまでに各団体への助成や普及イベントの開催が行われてきた。今年度は、パラリンピックやデフリンピックで活躍するアスリートを輩出しようと、同プロジェクトが始まった。

 2人は国際大会での成績などが高く評価されて選出。4月30日に横浜ラポール=港北区=で認定式が行われ、同基金の幹事を務める高橋寛さんから記念品が手渡された。「素晴らしい機会をいただいた。より一層努力して精一杯活動したい」と齊藤さん。日向さんも「楽しみながら全力でやっていきたい」と活躍を誓った。

齊藤さん(卓球)

 齊藤さん(静岡県身体障碍者卓球協会所属)は宮沢出身で、今は東京国際大学(埼玉県)の2年生。先天性の脳性麻痺により足に障がいがある。

 卓球は原中学校の部活動で始め、2年生から競技者として本格的に活動するようになった。早くから頭角を現し、これまでにジャパン・オープン(19年度)で個人戦3位・団体戦2位に輝くなど実績を残している。

 6月には東京2020パラリンピック出場をかけ、スロベニアで開かれる大会に参加する。大一番に向けて直前合宿に臨む齊藤選手は「パラリンピックの個人戦出場権獲得のための大切なトーナメント。今まで行ってきたことを信じて精一杯戦いたいと思います」とコメントした。

日向さん(競泳)

 日向さん(宮前ドルフィン所属)は区内在住。瀬谷小・瀬谷中学校の出身で、今は県立旭高校に通う。両上肢欠損で、水泳は小学校1年生の頃に始めた。

 中学時代から国内外の大会で活躍。今年3月の日本選手権では、メインとする50mバタフライ(運動機能障がいS5)と50m自由形(同)でそれぞれ日本新記録を達成した。

 今の照準は、東京パラリンピックの代表選考を兼ねる「ジャパンパラ水泳競技大会」(5月21日〜23日/横浜市)。50mバタフライ、背泳ぎ、自由形に出場する予定で、日向さんは「目標は3種目で日本記録を更新し、金メダルを獲得することです。この貴重な大会を楽しみながら全力で泳ぎたいと思います」と意気込んでいる。
 

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