二ツ橋町や東野台などをエリアとする瀬谷第四地区社会福祉協議会(松本幸一会長)が7月20日、コロナ禍でも支え合いを強めようという「福祉保健のつどい」を瀬谷公会堂で開催。およそ110人が来場し、地域福祉保健計画や各種ボランティアの事例紹介などを通じ、地域連携の大切さを共有した。
同地区では「オレンジ色に染まる地域活動」を合言葉に、オレンジ色の紐の名札を付けた見守りサポーター制度を推進してきた。20日の催しは、新型コロナウイルス感染症によって様々な地域活動が停滞することで”見守りの目”が減り、孤立する高齢者の増加を懸念して企画。見守りの充実を図る狙いがある。
集いの冒頭では区高齢・障害支援課の職員が、同地区の高齢化率(65歳以上の人の割合)が29・5%と瀬谷区平均(27・8%)を上回り、なかでも東野台は44・2%と高い現状を説明。さらに、今後は支援を必要とする人が増える一方で、医療や介護に従事する生産年齢人口は減るとして、「地域のなかでの助け合いと支え合いが重要になってきます」と呼びかけた。
地域福祉保健計画の発表では松本会長らが登壇。第4期(21年4月〜26年3月)の柱として、子どもの成長を支援する「よんたくん広場」、若い世代の参画を促す「よんたくん倶楽部」、高齢者や障がい者などを支える「よんたくんSOSネットワーク」を挙げ、安心して暮らせる街を目指す考えを示した。
松本会長は集いについて「私たちのこれまでの取り組みと今後の課題や目標を、メンバーや区職員など多くの人に知ってもらえた」と手ごたえを感じていた。
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