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「補助犬」育成資金 募る 旭区の協会がネットで

社会

公開:2021年9月9日

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盲導犬・介助犬・聴導犬を育てる「日本補助犬協会」
盲導犬・介助犬・聴導犬を育てる「日本補助犬協会」

 (公財)日本補助犬協会=旭区=が9月29日(水)まで、盲導犬・介助犬・聴導犬の3種類の補助犬を育成するための資金を募る「クラウドファンディング」に取り組んでいる。

日本で唯一、3種類養成

 同協会は、日本で唯一3種類の補助犬を育てている団体。2002年に設立され、これまでに104頭(盲導犬35頭・介助犬22頭・聴導犬47頭)を育成し、希望する身体障害者に無償貸与してきた。盲導犬に比べ数の少ない介助犬・聴導犬は、全国の半分程度を同協会が担っているという。

 補助犬1頭の一生にかかる経費は500万円以上で、同協会ではその運営費の約9割を募金や寄付で賄っている。現在コロナ禍で街頭募金などがすべて中止となる中、今後の事業継続への影響は避けられない状況だ。

 こうした中で、昨年初めて、インターネットのサイト上で募金を募るクラウドファンディング「5頭の補助犬育成プロジェクト」を実施。すでに貸与が決まっていた5人に補助犬を届けようと育成費用を2カ月間かけて募り、712人から1256万2千円の支援を得た。これにより、希望する身体障害者に貸与できたという。

1頭でも多く届けたい

 同協会は「コロナに負けず1頭でも多く、補助犬を希望する身体障害者の方々に届けたい」との思いから、今年もクラウドファンディングの実施を決定。募金活動が中止となり収入がゼロ近くまで落ち込む中、運営のため総事業予算の約15%にあたる1千万円を目標額に据える。

 募金方法は右記二次元コードを読み取るか、銀行口座(三井住友銀行三ツ境支店 普通口座 6705648/口座名義・公益財団法人日本補助犬協会)に振り込む。

 同協会の広報担当は「日本補助犬協会は多くの方のご支援を受けて活動しております。コロナ禍で事業継続が厳しいのが現状です。ご協力いただけると嬉しいです」と呼び掛ける。

 日本補助犬協会の詳細はホームページ(https://www.hojyoken.or.jp/)から。問い合わせは【電話】045・951・9221。

CFのサイトにアクセスできる二次元コード
CFのサイトにアクセスできる二次元コード

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