瀬谷銀座通り商店会(飯原幸治会長)は4月18日、同通り沿いに設置した防犯カメラの運用を開始した。厚木街道から瀬谷駅へのアクセス道路として利用する車両も多く、同商店会は地域の防犯に加え、安全運転への契機になればと期待を寄せる。
防犯カメラは厚木街道の瀬谷駅入口交差点から瀬谷駅南口に続く瀬谷銀座通り約800mに9台、交差する道路に3台の計12台が設置された。24時間常時録画され、夜間も歩行者の顔が見分けられるほど鮮明に映し出される。撮影できる角度も広く、カメラが設置された街路灯の足元まで撮影可能だ。解像度も高く、画像を拡大すれば小さく映った車両のナンバープレートも判別できる。映像は10日前後録画される。
同通りは主要道路と駅を結ぶため、自動車や人通りも多い。飯原会長は「ひったくりなど犯罪が多い場所ではないが、交通量も多く、防犯カメラを設置することで、交通安全を再認識してもらえるきっかけになれば」と話す。
防犯カメラ設置の取り組みは数年前から。資金を積み立てるなど準備を進めてきた。昨年7月には商店会の中に運営委員会を設置し、録画したデータの運用指針やプライバシーに関する項目などを含む規約の作成も行った。
設置費用は横浜市の「商店街環境整備支援事業」の一環として総予算約400万円のうち、半分を同事業の補助金を利用し、残りを積み立てていた商店会費を使った。この事業を利用して、防犯カメラを設置した商店会は瀬谷区内では初。
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