2022年の春の叙勲と褒章を受章した市川佐知子さん(84/下瀬谷)と須藤順子さん(70/相沢)に対する伝達式が6月23日に瀬谷区役所であり、植木八千代区長から2人に勲章や褒章などが手渡された。
勲章などの授与は通常、国や県によって伝達される。今回は県庁での式典に出席できなかったことや、総務省の伝達式が中止になったことから区役所で執り行うことになった。
元民生委員・児童委員の市川さんは社会福祉功労者として、勲章の一つである瑞宝単光章を受章。1978年から約32年間にわたり同委員として活動し、2004年から07年までは瀬谷区民生委員児童委員協議会の副会長を務めた。
市川さんは伝達式のあいさつで長年の活動を懐かしむとともに、「輝かしく身に余る光栄です」と受章を喜んだ。また、「退任してからも相談に訪れる人がいました」と嬉しそうに振り返った。
須藤さんは統計調査における功績が認められ、藍綬褒章に輝いた。94年から小売物価統計調査をはじめとした17種類、合計87回の統計調査に携わっている。
伝達式では「調査に応じてくれた多くの方々への感謝の気持ちと、国の仕事をしているという少しの自負心を励みに取り組んできました」とコメント。「動ける限り調査を続けていきたいし、後進にも自分の経験を伝えていきたい」と更なる活動に意欲を見せていた。
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